ちょっと18禁ですっ!


ゆっくり、ぼーっと。
その電車の中は少しBOXのようになっていて、私たちしかいなかった。
隣に座った、まだ、青さの残る男の子、ヘッドフォンで何かを聴いている。

の、太ももにそっと手を置いてみた。

声を出されたら、とか
睨まれたら、とかいう

どうしよう、は、置いてしまってから
まるで、前にテレビで見た腹話術の中継のようにあとからくるのだった。


男の子は観念したように私を見て
そして、また前を見た。

無かった事のように。



そのまま、私も無かった事のように手を置いたまま、にしておいた。
me

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